外食産業の岐路を迎える

                   

食品に関するマーケットの体系が、新型コロナの影響により大幅な転換を求められているようです。「STAY HOME」や「自粛生活」を強いられるなか、人々は自宅での時間が大幅に増えたことは、外食産業に大きな痛手を与えているようです。

思うように外食が出来ない代わりに人々は、自宅で料理をはじめる人が増加し、大型ショッピングセンターなどでは、調理器具の売り上げが伸びたなどとも報道されています。

また、外食が出来ない代わりに自宅でもお店の味を楽しめるよう、新宿にあるラーメン屋などの飲食店ではテイクアウトを開始しています。

新型コロナ感染症の予防対策の真っ只中において、黒字に転化している業種もあるようですので、すべての産業が窮地に立たされているとは言い切れませんが、多くのマーケットがその業績の悪化を強いられている状況であるようです。

お客さまの来店しない飲食店は、何も利益を生み出さないまま、お客さまのご来店を待ちわびていなくてはなりません。経営的に先より十分な余裕がない店舗となると、窮地のなかで新たなる経営の挑戦を試みるのか、閉店と言う形でフェードアウト的に撤退を決めるのかは、非常に難しい選択であることは否めません。

お客さまにとっての「価値」


お店のショーウィンドウを見てお客様がこの商品を欲しいなぁと思うそのワケや価値は、様々な視点が考えられます。

まず第一のポイントとして、商品の「プライス」「価格」は、お客様にとって大変重要な視点となるでしょう。さらには、低価格からお値引きがされていたり、期間限定のセール中であったりすることによって、お得感が生まれることが「買ってみようかな…」といった購買意欲を高め、商品を手にするキッカケを作ってくれる1つのキーポイントにもなるでしょう。

またあるお客さまにとっては、購入するまでの「時間」を重要視される方もいらっしゃいます。

例えば注文を受けてから1ヶ月後に、ご注文いただいた商品の受け渡しがあるなどといった形式で、オーダーを受けてから製造が開始される商品の場合、そこでお客様は1つハードルを越えなくてはならないことに購買について迷いをもたれてしまうのです。

時間こそ価値という考え方もある


お客さまにとっては欲しいと思ってから手に入るまでの「時間」の存在を1つの価値として捉える方もいらっしゃるでしょう。時間をかけて丁寧に作られたモノを求めていらっしゃるお客様もいらっしゃれば、たった今すぐにでも商品を手にしたいと考えるお客様もいらっしゃるのです。

飲食店などでも、ファーストフード店のように短時間でのお料理の提供を求めていらっしゃる方もいれば、老舗レストランのように時間をかけてフルコースのお料理を楽しみたい方もいらっしゃるのです。

商品を購入されるまでの「時間」という価値は。多様なニーズがある点について深い理解を持つことが大切です。「時間」以外にも、大量生産の中で生まれる商品価値と比較するなかで、「希少性」を重要視されるお客様もいらっしゃるでしょう。

人と同じものを身に着けたくないといったようなお客様のニーズを叶える商品としては、希少的な価値などが重要視されきます。お客様にとって大変珍しく、手に入りにくい商品としてはインポートなどがお客様が希少性を感じるポイントの一つとして挙げられるでしょう。

さらには、最近では地球環境などの保全を考える上で、購入する商品の価値として「エコロジー」的な要素を商品価値として捉えるお客さまも増えてきているようです。

「プライス」「時間」「希少性」「エコロジー」などお客様が購入を考える上で、購入を妨げるネックとなっているハードルを1つづつ見極めることが商品開発にも活かされてくるはずです。